Journal / 2026.01.18
A Cove Without A Name
名もなき入江にて
地元の方に教えていただいたその入江は、地図には名前が載っていませんでした。獣道のような小道を十五分ほど歩いた先に、白い砂浜と透き通る水の入江がひっそりと現れました。
訪れる人もほとんどおらず、聞こえるのは波の音と鳥の声だけ。しばらくの間、ただその場に座り、静けさに耳を澄ませていました。

こうした名もなき場所こそ、私たちが本当に伝えたい風景なのかもしれません。この入江の正確な場所は、そっとしておこうと思います。それもまた、この海を守るひとつの方法だと考えています。
